米国政権の今後に影響を及ぼす米国連邦議会議事堂襲撃事件に対する公聴会の開催等
現在の米国は、国内外における政策上、大きな問題を抱えたまま推移している。米国内においてはバイデン現政権の不安定さであり、11月に行なわれる大統領選挙に向けた中間選挙においても、「バイデン政権が不利」との情報もある。対外的には対中国政策であり、ウクライナに侵攻するロシアへの対応、欧日米間の協力対応と米国支持の構築方策が主眼となる。ジョー・バイデン氏は、第46代米国大統領に就任した昨年1月20日直後から、トランプ政権から引き継いだ米中摩擦や新型コロナウイルス対策、環境問題など、課題は山積みとなっており、「もはや世界の警察官ではない」とさえ言われる米国の「力(ちから)」が改めて試されている。
多民族国家の側面を持つ米国であるが故に、立憲主義、民主主義を貫こうとするアメリカに対して、中国は「中国共産党」の下で統治され、国全体の利益を優先させる自分たちの政治システムの方が優れているという主張を強めている・・・・・
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2022年6月20日