現在のグローバリゼーションの進行度合いは急激であり、それに伴うリスクも多様化しつつあります。
2015年に突如出現し、世界を震撼させたイスラム国（IS）をはじめとする過激派武装勢力によるテロは世界各地で頻発し、空港やホテル、繁華街、飲食店、コンサート会場等での爆破テロ・銃撃テロでは外国人や日本人も多数巻き込まれています。
これまでにイスラム国（IS）に参加した外国人戦闘員は110カ国の約4万人いるとされ、過去2年間に実戦経験を積んだ約5,600人の外国人戦闘員が活動拠点であったイラク・シリアから出身国に帰国もしくは他の国に移動したと言われています。また、インターネットを通じて、イスラム国（IS）の過激思想に感化された者によるテロも頻発しており、テロの手法も多様化されてきていることから、いつ・どこで・誰がテロに巻き込まれてもおかしくはない状況となっており、「日本人だから大丈夫」という過去の神話は、もはやまったく通用しないのが現状です。
また、異常気象による大自然災害や感染症の流行なども世界中で散見され、過去においてはそれほど気にかからなかった新たなリスクも顕在化されています。

このような環境下においては、常日頃から各種情報を収集し、「真に機能する」危機管理態勢を構築しておくことが、現在の企業/学校のリスクマネジメントには求められています。不測の事態が発生した場合でも被害を最小限に抑える、もしくリスクを可能な限り回避するために、JITグローバルサポートは、セキュリティーとメディカルの両面から常に「お客様目線」で、お客様のニーズに合致したサポートをご提供させていただいております。

一方、日本国内に目を向けますと、2017年の訪日外国人数は、前年比19．3％増の2,869万1,000人となり、過去最高記録を更新しています。日本国内で行われる2019年のラグビーワールドカップ、2020年の東京オリンピック・パラリンピックを控え、訪日外国人数は今後ますます増加するものと推察されますが、外国人がより安心して日本に滞在していただくために、JITグローバルサポートは、日本全国の医療機関と提携し、24時間年中無休の多言語対応コールセンターを設置し、訪日外国人向けの医療サポート（メディカルアシスタンス）をご提供させていただいております。 「世界中で活躍する日本人、日本を訪れる外国人が困っている時には多様なネットワークを駆使して全力でサポートする」これが私達JITグローバルサポートのポリシーです。