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中国の「ゼロコロナ政策」廃止後の行方とパキスタンで自爆テロなど

1. 中国の「ゼロコロナ政策」廃止の背景とその後の危険予兆

習近平政権が厳格な「ゼロコロナ」政策の大幅な緩和に踏み切った後、中国疾病予防コントロールセンター(CDC)が発表した昨年12月8日から2月2日までのコロナ死者数累計は、8万2,238人とされる。

中国当局は「医療機関で死亡した人」と限定して死者数を公表しており、自宅などで死亡した人は含めておらず、コロナに感染して亡くなった人がどれだけいるのか、全体像は明らかになっていない。

このような状況も踏まえ、習近平政権が、「何故『ゼロコロナ政策』の大幅な政策転換を図り、段階的緩和を経て政策の廃止を行なったのか」。3月5日から開催予定の「全国人民代表大会(国会に相当:以下『全人代』と表記)」に備えた新たな戦略も見え隠れするといわれる中、中東の中国内外政策筋は、当該事案について、以下のように分析した・・・・・

 

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2023年2月6日

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