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米国で相次ぐ銃乱射事件、イスラエル・パレスチナ武力抗争再燃の兆しなど

1. 米国で銃乱射事件が相次ぎ発生

米国で銃乱射事件が後を絶たず、2023年に入り4週間余りで40件以上発生している。

元日には米各地で銃の乱射事件が6件も発生し、合計で4人死亡、29人が負傷した。

直近では、西部カリフォルニア州モントレーパークのダンスクラブで21日、銃乱射事件が発生し、11人が死亡、9人が負傷した。2日後の23日には同州で2件の銃乱射事件が発生し、サンフランシスコ近郊で7人死亡、1人負傷、オークランドのガソリンスタンドでも1人死亡、7人が負傷した。

また、アイオワ州デモインでも23日、家庭環境に問題を抱える生徒などを対象に非営利団体が教育プログラムを提供する教育施設で銃撃事件があり、10代の生徒2人が死亡、団体の男性責任者1人が重傷を負った。

24日には、ワシントン州ヤキマのコンビニエンスストアで、男が買い物をしていた2人を銃撃し、店を出たところでさらに1人を銃撃する事件が発生し、3人とも死亡した。

28日には、カリフォルニア州ビバリーヒルズ近郊の高級住宅で銃撃事件があり、3人死亡、4人が負傷した。銃撃があったのは短期賃貸住宅で、何らかの集まりが開かれていたとされ、死亡した3人は住宅前に駐車中の車内で発見された。

米国ではこうした事件が増加傾向にある。2020年には銃乱射事件の件数が600件を超え、2021年には過去最多の692件になった。2022年は、11月24日の時点で609件の銃乱射事件が発生しており、3年連続の600件超えとなっている・・・・・

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2023年1月30日

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