選挙応援演説会場で再び首相を標的に爆発物投てき事件、及び米国の機密文書漏洩事件の重大問題等
1. 選挙応援演説会場で再び首相を標的に爆発物投てき事件
先進国首脳会議(G7広島サミット、5月19~21日)の事前関係閣僚会合も既に始まっている中の4月15日午前11時25分頃、和歌山市雑賀崎の雑賀崎漁港で、衆院和歌山1区補欠選挙の応援演説を始めようとした岸田首相に向けて筒状の爆発物(手製の鉄パイプ爆弾とみられる)が聴衆側から投げ付けられた。爆発物は、その後破裂し爆発音と白煙が上がり、会場周辺は騒然となった。岸田首相は、SPをはじめ警護要員に守られて現場を避難したため無事であったが、この爆発物の爆発威力が大きかった場合、重大な被災が想定された事件である。
和歌山県警は爆発物を投げ込んだとして、兵庫県川西市の職業不詳、木村隆二容疑者(24)を威力業務妨害容疑で現行犯逮捕した。演説会聴衆の中に紛れ込んで犯行に及んだ容疑者は、手持ちのもう一本の手投げ弾に発火しようとしたところを、危険を察した民間人と警察官によって取り押さえられたことがテレビ放映からもうかがえ、警備体制の再考も求められる・・・・・
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2023年4月17日