米国ミシガン州でテロ計画容疑者逮捕、及び米司法省がシリアで米国人殺害関与の 元IS戦闘員2人を起訴
(主要点)
・FBIと州警察当局が、ミシガン州で州庁舎襲撃、州知事拉致などのテロ計画を実行しようとした容疑者ら13人を逮捕
・米司法省が、シリアで米国人4人の殺害などに関与したとして、元IS戦闘員2人を起訴したと発表-日本人の後藤健二氏と湯川遥菜氏殺害にも関与か
1.米国ミシガン州でテロ計画容疑者逮捕
米国中西部にあり、米国大統領選挙(11月3日)の激戦州とされ、現在もコロナ感染「非常事態宣言」(感染者数133,134人、死亡者数6,876人)下のミシガン州で、米司法当局が10月8日、州庁舎を襲撃、ホィットマー州知事(民主党)を拉致するなど、州政府を転覆させるテロ計画を企図、関与したとして、13人を逮捕、起訴し、また、容疑者らがこのテロ計画を大統領選挙前に実行しようとしていたことを発表した。
連邦捜査局(FBI)は、本年初めころからSNS上のグループを通じてこの計画を察知し、極秘裏に捜査官をグループ組織に潜入させ、6月には主犯格の男とオハイオ州で接触し、州知事の拉致、殺害計画などの情報を入手したとされる・・・・・
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2020年10月12日
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