JITGS Weekly News

注目される米国連邦上下両院議会議員選挙と再発したフランステロ事件

(主要点)
・米国の法律制定の中心的役割を果たすなど、国政に大きな影響力を持つ連邦議会上下院議員選挙に注目
・米大統領選挙戦、バイデン民主党候補が優位であるものの、得票は依然として僅差の予想で、そこに主なリスク要因が!
・パリ近郊の路上で16日、男性教員が男に刃物で襲われ、首を切断されて死亡するテロ事件発生

1.米大統領選挙同様に注目される米連邦上下両院議会議員選挙
米国の大統領選挙が注目される中、他にも重要な選挙が大統領選と同時に行なわれる。それが、連邦上下院議員選挙である。任期2年の連邦議会下院は全435議席が選挙の対象となる。また任期6年の連邦議会上院100議席のうち一部の選挙が行なわれる。上院と下院を支配する政党はワシントンで絶大な権力を握ることとなり、新たに選出される(または再選される)大統領が残せる実績に重大な影響を及ぼす。
連邦議会議員の選挙は大統領選挙に劣らず競争が激しく、また大きな影響力を持つ。それは連邦議会が法律制定の中心的役割を果たすからである。在職中の大統領が連邦議会に法律を提案することもあるが、その場合、議会で大統領に協力する支持者がその法案を起草しなければならず、議会で可決されて初めて、大統領は署名を入れることができる・・・・・

※このWeekly Reportは会員様専用(ご契約者様)に配信しております。

2020年10月19日

« »