米・英等の対中抑止力強化の動きと、ISによるアフガニスタンでのテロ事件等
・米・英がオーストラリアに原子力潜水艦の技術を供与。対中国抑止力強化を狙った両国を中心とした同盟関係国の動きが活発化
・ISがアフガニスタンでタリバンを標的としたテロを惹起
1.中国抑止力強化を巡る米・英・豪等の動き
軍事的あるいは経済的な面も含め、総合的な国力で、近い将来には米国を凌ぐ(米国防総省の報告では、中国軍は「量」で米軍を凌いでいる)とも言われる中国であるが、今や、米国及び同盟国との間では、地政学的な面から対立的な立場にある。
特に、米国の同盟国である日本との関係においては、1978年に発効された「日本と中国の平和友好条約」以来、「友好、摩擦、対立、協調」の歴史を繰り返してきたが、近年の中国は急速に経済力を伸ばし、日中関係の構図にも変化が現れている。また、「一国二制度」を認めない同国は、いわゆる「台湾問題」を含め、「インド・太平洋地域」での存在感を増している・・・・・
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2021年9月27日