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欧州に難民・移民が急増

中東やアフリカから、ヨーロッパに流入する難民や移民は今年に入って急増しており、IOM(国際移住機関)によると、これまでに流入した人の数は36万4,000人と、去年1年間の21万9,000人をすでに大幅に上回っている。
ヨーロッパへの経路は主に3つあり、1つは内戦が続くシリアを逃れ、トルコを経由して最も近いヨーロッパであるギリシャに流入するルートで、今年の夏以降急増し、既に24万5,000人がギリシャに到着している。
1つはエリトリアなどアフリカ諸国からリビアを経由してイタリアに渡るケースで、もう1つは中東などから旧ユーゴスラビアのマケドニアやセルビアを経由してハンガリーに入り、目的地のドイツなどに向かうルートである。
難民や移民が増えている背景には、中東やアフリカで政治の混乱や治安の悪化が続き・・・・・・・

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2015年9月7日

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