北朝鮮ミサイル
昨日より各国の報道で取り上げられているように、北朝鮮が、「人工衛星」と称する事実上の長距離弾道ミサイルを7日午前9時31分頃、北朝鮮の西岸から南に向かって発射し、沖縄県の上空を通過した後、東シナ海、太平洋などに複数の落下物を落としながら、大気圏の外に出て宇宙空間に達したと見られている。
北朝鮮の国営・朝鮮中央テレビは日本時間の7日午後0時半から「特別重大報道」の中で、「地球観測衛星クァンミョンソン(光明星)4号を打ち上げ、軌道に進入させることに完全に成功した」と伝えた。
国家宇宙開発局の発表として、打ち上げは北西部にあるソヘ(西海)衛星発射場で行われたとし、「クァンミョンソン4号は軌道を回っており、地球観測に必要な測定機器と通信機器が搭載されている。発射の成功は、国家の科学技術と経済、国防力を発展させていくうえで画期的な出来事となる」として、人工衛星の打ち上げだと主張する一方で、これを通じて軍事力の強化を・・・・・・
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2016年2月8日