JITGS Weekly News

「ジカ熱」流行拡大

WHO(世界保健機関)の発表によると、「ジカ熱」の感染者が確認された国と地域は24に上り、南米のブラジル、パラグアイ、コロンビア、カリブ海諸国のドミニカ共和国、バルバドス、中米のメキシコやエルサルバドルなど、広範囲にわたって感染が広がっており、最大で400万人が感染する虞があるとし、各国に警戒を呼び掛けている。
「ジカ熱」は、ジカウイルスが感染することにより起こる感染症で、ウイルスに感染した患者を蚊が吸血すると、蚊の体内でウイルスが増殖し、その蚊が他者を吸血することでウイルスが感染する(蚊媒介性)。
感染したヒトから他のヒトに直接感染することはなく、また、感染しても全員が発症するわけではなく、症状がないか、症状が軽いため気付かないこともある。主な症状は、軽度の発熱、発疹、結膜炎・・・・・・

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2016年2月1日

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