中国における感染症
蚊を媒体として感染が拡大しているデング熱、西アフリカから世界中へと猛威をふるいはじめたエボラ出血熱など感染症問題は連日のように報道されているが、今回は中国における両感染症に対する反応、現況についてレポートする。
<デング熱> 日本での感染者が増加の一途を辿っているデング熱だが、中国広東省でもデング熱の感染者は拡大しており、当局は警戒を強めている。中国広東省当局の発表によると、省内で19日までに4,800人のデング熱感染者が確認されている。9月4日の時点では感染者数は1,145人であったことから、この半月で3,655人増え、感染は急拡大している。 省当局は、感染拡大の防止措置を大規模に展開しているが、一部の地域では蚊が非常に多く、拡大に歯止めがかけられていない状況が続いている。特に感染者が多いのは広州市で・・・・・・・・・・
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2014年9月22日