中国 鳥インフルエンザH7N9型が拡散(深セン、香港)
10月以降、中国本土ではH7N9型の鳥インフルエンザの感染者、死亡者が上海や浙江省、広東省など各地で次々と報告されているが、ついに19日、日本企業が多く進出し、5000人の在留邦人がいる広東省/深セン市、香港でも初めての感染者が確認された。
11日に中国広東省衛生計画算出委員会が、深セン市竜崗区の家禽市場で採取した3つのサンプルからH7N9型鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表していた。それに伴い同委員会は、感染の拡散や新たな症例が出る可能性を懸念、警告していたところだった。
深センと接する香港で今月3日、2名の鳥インフルエンザ感染者を確認していた。このうち1名は、深セン市/宝安区在住者だった。もう1名は香港で家政婦として働くインドネシア人女性だが、11月17日に友人と深セン市竜崗区を訪れた際に、生きた鶏を調理して食べていた。現在、この女性は重体で入院しており、この女性の雇い主である香港人家族4人にも・・・・・・・・・・
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2013年12月24日