ロシアの戦争犯罪と再三惹起される米国銃乱射テロ事件など
1. ロシアが犯した戦争犯罪行為
ロシアによるウクライナ侵略での戦闘行為について、欧米各国で国際法違反を追及する声が強まっている。ウクライナの首都キーウ近郊ブチャで410人の民間人の遺体が発見され、英米などは「戦争犯罪」と非難した。ロシア側は殺害を否定するが、これまでも病院や学校などへの無差別攻撃などが指摘され、国際人道法であるジュネーブ条約などに違反する可能性がある。ブチャは撤収前、ロシア南部チェチェン共和国から送り込まれた戦闘員の支配下にあった場所である。
同地の教会近くには穴が掘られ、その長さは約14メートルといわれる。この穴は、集団埋葬地とみられるが、地元住民の話では、150人を埋葬したと言われ、ウクライナ当局は4月8日、この集団埋葬されていた遺体を掘り返す作業を開始した。警察は、ロシア軍の戦争犯罪を立証する第一歩としている。
他方、ウクライナでは、ブチャ以外の都市でもそれ以上の民間人の遺体が発見されたという情報もあり、国連のグテレス事務総長も、独立した調査による事態解明の必要性を訴えている・・・・・
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2022年4月11日