JITGS Weekly News

ウクライナ情勢の直近の注目点とイスラエルで起きた銃乱射テロ事件など

1.ウクライナ情勢における現状の全般的評価
ロシアのウクライナ侵略戦争は、既にひと月を超えた。ウクライナ政府は2日、首都キーウ(キエフ)があるキーウ州全域をロシア軍から「解放」したと発表したが、近郊の一部地域では依然として激しい戦闘が続いているという。
また、米国は4月1日、ロシアが化学・生物兵器を配備した場合に備え、ウクライナに物資や設備を提供していると表明した。このように当該侵略行為の終わりが見えない中で、中東情報筋は直近の評価などについて次のように分析している。
(1) ロシアとウクライナの間で停戦交渉が行なわれたトルコからは、両国間で実質的な進展があったという声が聞こえてくるが、実際のところ、戦火は絶え間なく続いている。ロシア軍は再配備を進めており、キーウなど主要都市での戦いを放棄したような感がある。しかし、これは間違った見方とも言え、長期戦になった場合、ロシアは軍を再編成して大規模な軍事行動を再開する可能性もある・・・・・

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2022年4月4日

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