JITGS Weekly News

ネパール巨大地震(2)

4月25日に発生した地震から1週間以上経ったネパールでは、死者がおよそ7,250人となり、現地では被災者支援の遅れから、衛生状態の悪化が懸念されている。

カトマンズの中心部では、1週間以上ごみが放置されている場所が多くあり、ネパール政府は早急にごみの収集を行うとしているが、実際の作業が追いついておらず、感染症の流行などにも懸念が広がっている。
また、ネパールでは住宅や政府庁舎など31万棟余りに被害が出ていて、余震のおそれもあり、人口の1割に当たるおよそ280万人が屋外で避難生活を送っている。
日本の国際緊急援助隊など各国の救助活動は続いており、医療支援や食料支援なども本格化してはいるものの、山間部などを中心に支援が行き届いていないのが現状で、地方都市では、いまだ全く救援の手の届いていない場所が数多く残されているほか、被害の全容すらわかっていない地区もある。
また、山間部では、けがをした人が多数、手当てを受けられずに・・・・・・・・・・

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2015年5月4日

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