エボラ出血熱(2)
西アフリカで猛威を振るっているエボラ出血熱に対して、アジア各国も体調を崩した渡航者を判別するため、空港に体温を測定できるカメラや医師を置くなどの対策に乗り出した。
WHOの発表では、8月4日現在、ギニア、リベリア、シエラレオネ及びナイジェリアの4か国における感染者数の合計は、8月2日以降4日までの新規感染報告108人、死亡報告45人を含め、累計で、死亡者932人を含む1,711人(感染確定:1,070人、可能性例:436人、疑い例:205人)となっている。
これまでのところ、アジアでエボラウイルスは確認されていないが、過去に鳥インフルエンザやSARS(重症急性呼吸器症候群)などの感染症に対応してきた各国の保健当局は、過去の手法を再利用する形で対策に当たっており、赤外線で体温を測定できるカメラを主要な入国ポイントに設置したり、国際空港に医師を置くなどの対策を取っている。 また、エボラに関する正しい知識や予防策を広める路上キャンペーン等の広報活動も強化しており、ほとんどの国では、感染者が出ている国への渡航延期を呼び掛けている。しかしながら、エボラ出血熱の感染と感染拡大を防ぐためには・・・・・・・・・・・・・・・・・
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2014年8月11日
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