ウクライナ現況に対する中国の姿勢と日本の「コロナ水際対策緩和」を今打ち出す背景等
・中国はウクライナ危機に関して表面的にはロシアを支持しているものの、極めて慎重に対応
・日本の「新型コロナウイルスに対する水際対策」の“ぶれ”は、今夏に控えた「参院選」への危機感が影響か
1. ウクライナの現状に対する中国の動向等
ロシアが支援する親ロシア派武装勢力とウクライナ軍の紛争が続くウクライナ東部のドネツク、ルガンスク両州で17日、銃撃や砲撃などの停戦違反行為が相次いだ。親ロ派、ウクライナ軍共に相手からの「挑発行為」があったと主張し、非難の応酬が続いた。紛争地域での緊張は、ウクライナ国境付近に集結するロシア軍が介入する口実となりかねず、国際社会から懸念が出ている。世界の関心はウクライナに焦点が当てられており、広範な軍事衝突、あるいはウクライナ東部に限定した紛争が差し迫っているように見える。
このような中、中東情報筋は「この危機の終局を予測することは事実上不可能であるが、注目すべき点は中国の立場である」と前置きし、当該国の状況に対する中国の動きなどについて、次のように分析している・・・・・
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2022年2月21日