インフルエンザ対策
東南アジアでは11月をピークに減少傾向にあるが、北半球にあるヨーロッパ各地、アメリカや日本において季節性インフルエンザが猛威を振るっている。アメリカでは一部南部地域を除いてほぼ全域で流行しており、そして、日本においても1月26日現在132万人の患者が発生しており、沖縄を含め九州や関東では、1医療機関(定点医療機関)あたり30人を超すインフルエンザ患者が受診していることがわかり、大流行の恐れを示す「警戒レベル」の地域が次々と出てきている。(アメリカではH1N1型が今年の流行、日本ではA香港型が患者の大半を占めているが、H1N1型の患者も28%いる。)そこで、今回は、意外な予防情報と新たに日本で認められた予防投与薬をご紹介したい。
日本顎咬合学会の次期理事長であるウエハマ歯科医院の上濱院長によるとインフルエンザ対策として、石鹸を使っての手洗い/うがいの徹底、咳エチケット、マスクの着用などは既によく知られているが、意外にも「歯磨き、口腔ケア」が予防効果を高めるという。特に死亡率の高い子供や高齢者に有効だという。その理由は、口腔内細菌はインフルエンザウイルスを粘膜に侵入しやすくする酵素(プロテアーゼやノイラミニダーゼ)を出す為・・・・・・・・・・
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2014年2月3日