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イラク 旧フセイン政権ナンバー2死亡か

イラク国営テレビは17日、政府軍が北部の要衝・ティクリート近郊で行った「イスラム国(IS)」に対する軍事作戦で、旧フセイン政権のナンバー2だったイザト・イブラヒム元革命指導評議会副議長が死亡したと伝えた。支持者は死亡を否定しているが、国営テレビは遺体とされる写真を放送し、現在DNA鑑定中としている。
イブラヒム元副議長は、2003年のイラク戦争で、フセイン政権が崩壊した際に逃亡。
イスラム教シーア派主導の現政権に対するテロを主導してきた人物で、フセイン政権時代の与党・バース党の残党とイスラム国をつなぐ役割を果たしていたと言われ、去年、イスラム国がイラク第2の都市モスルを制圧するなど勢力を拡大した際には、イスラム国への支持を表明し、連携していたとも言われている。

敬愛大学の水口 章教授は日本のメディアの取材で・・・・・・

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2015年4月20日

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