「駆け引き」を繰り返す米朝会談と直近のテロ情勢
米国と北朝鮮の両国は、６月１２日の首脳会談に向け水面下の調整をさらに進めていく方向で動いていることを強調しているが、双方の溝は埋まっておらず、「駆け引き」が続いている状況にある。会談直前まで関係周辺国を巻き込んでこの状態が続くとみられるが、直近までのポイントを整理する。
＜米大統領、北朝鮮非核化の早期合意に懐疑的 金氏書簡は1日受け取り＞
トランプ大統領は５月３１日、米朝首脳会談の開催に期待を寄せながらも、北朝鮮の非核化で合意を得るには１回以上の首脳会談が必要となる公算とし、「非核化」を早期に実現する可能性には懐疑的な見方を示し、米国の「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化（ＣＶＩＤ）」方針が一歩後退している・・・・・
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2018年6月4日