IS最高指導者死亡報道と極右思想者によるテロ事件/注目されるデモ事案
トランプ米大統領は10月27日、過激派組織「イスラム国(IS)」を率いたバグダディ容疑者が、米軍特殊部隊の作戦で死亡したと発表した。先週も事実関係を配信内容に加えたが、混乱が続くシリアでは掃討作戦の圧力が弱まると同時に、IS復活の兆しも見て取れ、インターネットで世界中に拡散した過激思想は、共鳴者を創り出し、新たなテロ事件を起こし続けている事実から何が見えてくるのか、今後も広角的に情勢を 注視しなければならない。
また、別角度からの視点で注目されるのが、今後のテロ動向を見る上で重要なカテゴリーの一つとなるであろう“極右”思想者によるテロであるが、関連性は別にして、IS事案と時期を一にしてフランスで発生した。さらに、貧困や混乱といったテロリストが入りやすい環境を創り出す反政府デモが世界各地で勃発している・・・・・
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2019年11月5日