FBIが主張する「ファーウェイ機器」の脅威、及び米国・カナダにおける銃撃事件等
1.米国連邦捜査局(FBI)が主張する「ファーウェイ機器」の脅威
FBIは7月25日、「中国ファーウェイの機器が米国国防総省の核兵器に関する通信を傍受することができた」と主張した。ファーウェイは、中国深圳市に本社を置く通信機器大手メーカーである。同社は、1987年、携帯電話のインフラストラクチャー整備に必要な通信機器を開発するベンダーとして、上記深圳市に設立された世界有数のICTソリューション・プロバイダーであり、最近は、SIMフリースマートフォンなど、端末を手がけるまでに急成長を遂げている。
米国との関係では、2000年代から、当時のジョージ・W・ブッシュ大統領や米国議会から、ファーウェイが国連から経済制裁を受けているイラクのサダム・フセイン政権や、アフガニスタンのタリバン政権に「通信機器を支援している」として、安全保障上の懸念が出されてきた・・・・・
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2022年8月1日