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3期目続投の中国・習近平国家主席の外交攻勢の意味と裏面実態等

1. 習近平国家主席、20カ国首脳と会談-積極外交を展開

今月、ASEAN関連首脳会議、G20サミット(20カ国・地域首脳会議)及びAPEC首脳会議(アジア太平洋経済協力会議)がカンボジア、インドネシア、タイで立て続けに開催された。一連の国際会議に第20回中国共産党大会で3期目続投を決めた習近平国家主席が出席し、岸田首相、バイデン米大統領をはじめとする日米韓仏豪、フィリピン、オランダ、カナダ、南ア、スペイン、セネガル、シンガポール、アルゼンチンなど20カ国の首脳と会談し、活発な外交活動を展開した。ベトナムとドイツのトップとは事前に北京で会談した。

これに加えて、世界一を誇る半導体大手「台湾積体電路製造(TSMC)」創業者の張忠謀氏とも挨拶を交わしている。同氏は19日タイ・バンコクで記者会見し、台湾代表として参加したAPEC首脳会議で、習主席と18日に会い、10月の共産党大会成功に祝意を伝えたと明かした。なお、台湾政府は張氏が習主席との面談を事前に許可していたとされる・・・・・

 

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2022年11月28日

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