英国総選挙を控えたロンドン中心部で刺殺テロ事件発生／ 香港区議会選挙後の注目点及び中国における近年の日本人拘束事案の背景など
ＥＵ離脱の是非が再び焦点となる総選挙を１２月１２日に控えた英国のロンドン中心部金融街に近いロンドン橋北側において、元テロ容疑者で仮釈放中の男が刺殺事件を起こし、男女２人が死亡、３人が負傷する事件が発生した。容疑者は現場に駆け付けた警察官に射殺されたが、治安対策が与野党の論争となる可能性もある。
また、先週も事実関係を取り上げて配信した直近の香港情勢に関連し、区議会議員選挙で圧勝した民主派候補の要求に対する中国政府の対応が注目される中、トランプ米大統領は１１月２７日、香港で継続しているデモを後押しする「香港人権・民主主義法」に署名し、同法は成立した。中国政府はこれに対し、「あからさまな覇権行為」と反発しているが、米中通商協議の先行きはもとより、両国に絡む国際環境に影響を与えるのは必至である・・・・・
※このWeekly Reportは会員様専用（ご契約者様）に配信しております。
2019年12月2日