英国の対テロ作戦でイラン人など8人をテロ関連容疑で逮捕、インド・パキスタン両国の武力衝突再燃か、南アジアに暗雲及びイエメンの親イラン武装組織フーシ派がイスラエルの主要空港を標的にミサイル攻撃等
1. 英国の対テロ作戦でイラン人など8人をテロ関連容疑で逮捕
英国警察は5月4日、イラン人4人を含む男5人を「テロ関連容疑」でロンドン、スウィンドン、グレーターマンチェスター圏域で逮捕したと発表した(1人の国籍は確認中)。逮捕理由については、「特定の建物を狙った陰謀計画」であるとか、「テロ行為の準備の疑い」との説明だけであり、捜査がまだ初期段階で、潜在的なリスクの特定が必要であるとされている。また、首都ロンドン近郊での別件のテロ事案で、3人が逮捕されている。
英国で何が起きているのか、現時点では明らかではないが、何らかの公安秩序に関わる潜在的な動きが明らかにされつつあることは事実であろう。
英国におけるテロ攻撃に対する脅威度とその公表については、英政府が、「危機的(critical)」、「深刻(severe)」、「相当(substantial)」、「平穏(moderate)」、「低(low)」の5段階に設定しているが、近年、重大テロ事案が起きていないことから、2022年2月以降現在まで、「相当(substantial)」に維持されている・・・・・
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2025年5月7日