米国大統領選挙に意欲を見せるトランプ前大統領に罪状山積、中国の対アフリカ戦略の基本、及び韓国で相次ぐ「無差別殺傷事件」
1. トランプ前米大統領は何を画策しているのか
アメリカ合衆国の大統領・副大統領を決める第60回目の選挙が2024年11月5日に迫っている。
前回(2020年)の大統領選挙で勝利したバイデン氏にとっては再選を期す選挙であり、敗北したトランプ氏にとっては返り咲きを狙う選挙である。2023年5~6月の時点で民主党内ではバイデン大統領が約60%、共和党内ではトランプ氏が約50%の支持を固めており、選挙戦も両者を軸に進んでいるものの、当選し、任期を終えた時点で双方とも年齢的に80歳代と高齢になることが懸念されている。ただ、ここにきてトランプ氏の行動が「何を画策しようとしているのか」、不可解な行動が目立っている。
大統領選挙に向けた「共和党」の方針は何を目的としたものなのか、またトランプ氏個人としては、いったい何を目論んでいるのか、最終審判を下すのは「米国民」であるが、約1年後には世界の外交情勢と地政学上大きな影響をもたらす国のトップが決まる日まで注視しておきたい・・・・・
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2023年8月14日