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米国各地の大学で「親パレスチナ」デモが拡散し収束見通せず、 スペインでの「ワッツアップ」詐欺事件にみる危険性

1. 米国各地の大学で「親パレスチナ」デモが拡散、収束見通せず

米国各地の大学で拡がりを見せているパレスチナ自治区ガザ地区への連帯を示す抗議活動は、収束する兆しが見えない。デモを巡る逮捕者はこれまでに計2,300人を超え、4月30日には、コロンビア大学などで約300人が逮捕され、5月1日にもデモに参加した多くの学生が警察に拘束された。コロンビア大学は、安全性への懸念から、卒業式の規模縮小を決定している。

全米各地の大学では2日、当該デモ参加者多数を警察が強制排除した。特に、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)では、デモ隊が設置したテントやバリケードを警察が撤去し、1日夜から2日にかけて210人を逮捕した他、同学内では4月30日夜から1日未明にかけ、抗議デモの参加者と反対派が衝突し、15人が負傷し、1人が入院するという事態も起きている・・・・・

 

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2024年5月7日

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