米国入国便荷物検査強化へ
トランプ米政権は６月２８日、米国に乗り入れる全ての国際線を対象に搭乗前検査の強化を打ち出した。これは、同日、ケリー米国土安全保障長官が、「米国に向かう全ての国際線を対象に搭乗前の荷物検査の強化を求める」と発表したものであり、テロ対策が狙いである。具体的には、ノートパソコンなど電子機器の全面的な機内持ち込み禁止は見送ったものの、世界１０５カ国、約２８０空港で電子機器の検査などを厳しくするというものである。これに関連する事項として３年前（２０１４年７月）、米国政府と共に英国政府も、電子機器に見せかけた爆発物の機内持ち込みを防ぐために、国内の空港を利用する国際線旅客に対し、「充電が切れた携帯電話やスマートフォン・パソコンなどの電子機器を機内へ持ち込むことを認めない」内容を通知している・・・・・
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2017年7月3日