米国中間選挙の真相とその見通し
２０１８年１１月６日に行なわれた米国の中間選挙は、当日夜にも勝敗が決しないほどの大接戦であったが、徐々に明らかになってきたのは、民主党が重要な勝利を収めたということである（この見方は「ブルーウェーブ」（民主党の勝利）ではなくて引き分けだという選挙翌日の認識とは異なる）。
民主党は、共和党が保持していた３３議席を下院で確保し、下院における確固たる優位を築きつつある。
共和党は下院では過半数を占めるが、２議席を増やしたのみにすぎず、２０２０年の大統領選挙には、クリントン候補が圧勝した州において少なくとも２人の共和党上院議員が立候補しようとしている。これは、トランプ大統領の過激なアジェンダを支持することに彼らが躊躇しつつあることを意味している・・・・・
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2018年11月19日
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