JITGS Weekly News

米国で繰り返される銃撃事件及びドイツ・ミュンヘンでイスラエル権益施設を標的とした銃撃事件

米国内での銃規制の声は重大事件が起きるたびに高まるが、歴史的な銃社会の根底は変わらないまま、9月にも再び「銃による悲劇」が連日のように発生した。

○米ルイジアナ州西部のミンデンで1日、元ミンデン市長代理(82)とその娘(31)が射殺される事件があり、11歳の少年が殺人容疑で逮捕された。逮捕された少年は被害者の親類だったといい、保護者に付き添われて警察に出頭し、2人の殺害を自供した。少年が銃を入手した経緯はわかっておらず、殺害動機も不明で、警察が捜査を続けている。

○米イリノイ州のシカゴ交通局が運行する電車で、2日午前5時半頃、車内で寝ていたと思われる4人が何者かに射殺され、当局が監視カメラの映像から銃撃の約1時間半後に容疑者を拘束した。容疑者は地元シカゴの30歳の男で、当局はこの銃乱射事件を単発の無差別攻撃事件だと見ており、男は第1級殺人の罪4件で起訴された。シカゴ交通局が運行する電車では、銃撃事件の数時間後に別の路線でも刃物による襲撃事件が発生しており、車内で口論の末、身元不明の男に刺された37歳の被害者が病院に搬送された。容疑者は見つかっておらず、現在も捜査が行われている・・・・・

 

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2024年9月9日

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