米国が「イラン革命防衛隊」をテロ組織に指定した背景は何か?/英国でネット有害情報を規制する動き
トランプ米政権が4月8日、イランへの圧力を強めるため、精鋭部隊であるイラン革命防衛隊を「外国テロ組織」に指定すると決めた。イラン側は、対抗措置として逆に、中東を管轄する米中央軍を「テロ組織」に認定するなど、反米強硬派を中心に猛反発している。米国にはイスラエル支援の思惑ものぞくが、強硬な政策は中東情勢をさらに不安定にするおそれがあることなどから注目したい事項である。
また、英国政府は8日、インターネット上の有害投稿に関する白書を公開した。デジタル・文化・メディア・スポーツ省(DCMS)と内務省が共同で作成したもので、ネットの安全を守る目的で、独立規制機関の設立や有害投稿を管理できないプラットフォームへの罰則などを提案しており、日本の取り組みと先進国を中心としてその潮流に注目したい・・・・・
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2019年4月15日
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