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米ジョージア州の上院選決選投票がもたらす影響と直近のサイバー攻撃事件等

(主要点)
・米大統領選と同時に行なわれた連邦議会選で、民主・共和両党のどちらも上院(定数100)の過半数には届かないという結果になり、来年1月5日、ジョージア州で2議席を争い決選投票
・米国のサイバーセキュリティ企業「FireEye」が、「国家支援による、高度な技術を持つ脅威アクター」からハッキング攻撃を受けたことを公表
・米国政府機関のコンピューターネットワークが、サイバー攻撃を受ける
・インドネシアで、「イスラム防衛者戦線(FPI)」の指導者、リジーク・シハブ容疑者の支持者10人が警察署を襲撃

1.米国連邦議会選で、上院で両党共に過半数に届かず、ジョージア州で1月決選投票
米大統領選と同時に行われた連邦議会選で、民主・共和両党のどちらも、上院(定数100)の過半数に届かない状況となっている。補選を含めて、2議席が争われた南部ジョージア州では、どの候補も得票率が50%に届かず、州法の規定で、来年1月5日に決選投票が実施されることとなった。上院は、法案を審議するだけでなく、閣僚や判事の人事の承認権などの強い権限があることから、共和党が過半数を握れば、バイデン氏は常に共和党の一部の賛同を得なければ、政策や人事を進めることができず、決選投票で民主党が両議席を獲得すれば50議席ずつとなる・・・・・

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2020年12月14日

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