JITGS Weekly News

相手国の隙に乗じる北朝鮮の普遍的スタンスとパリ警視庁職員のテロ事案等

10月5日、約7カ月ぶりとなる米朝の実質的な非核化交渉は、再び物別れに終わった。北朝鮮は米国の姿勢を「手ぶらで来た」と非難し、年末までの一方的な期限を切り再考を迫った。対話が破局する瀬戸際を演じる一方、中長距離の弾道ミサイル発射を再開する可能性をちらつかせながら、融和的姿勢を示す米国に一段の譲歩を迫る常套手段による交渉戦術が垣間みられた。
他方、パリ中心部の警視庁本部で3日午後1時(日本時間同8時)ごろ、IT担当部署の男性職員が同僚4人を刃物で殺害する事件が発生した。男は警察官に射殺されたが、2008年にイスラム教に改宗している事実が判明しており、対テロ検察当局が、テロ事件として捜査を開始している・・・・・

※このWeekly Reportは会員様専用(ご契約者様)に配信しております。

2019年10月15日

« »