直近の海外リスク注意喚起事件及び中国共産党「３中全会」の開催予定と注目点等
１． 直近の海外リスク注意喚起事件
（１） ナイジェリア北東部で連続自爆テロ発生
ナイジェリア北東部ボルノ州の町で６月２９日、結婚式や葬式、病院を狙った連続自爆テロがあり、子供や妊婦を含む少なくとも１８人が死亡、約３０人が負傷した。いずれの現場でも女性が身に付けた爆弾が爆発した。同地域では、イスラム過激派「ボコ・ハラム」や、イスラム過激派組織「イスラム国（ＩＳ）」系グループの襲撃が相次いでおり、１０年以上で数万人が殺害されたとの報告もある。
（注） ボコ・ハラムは、ナイジェリアの「サラフィー・ジハード主義組織」で、正式名称を和訳・直訳すると「宣教及びジハードのためのスンナ派ムスリム集団」という。ＢｏＫｏ（ボコ）はハウサ語で「西洋式の非イスラム教育」を意味し、Ｈａｒａｍ（ハラム）はアラビア語で「罪」を意味し、つまりＢｏＫｏ Ｈａｒａｍとは「西洋の教育は罪」という意味になる・・・・・
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2024年7月8日