直近のテロ事件情報など
過激派組織「イスラム国(IS)」の退潮が指摘される中で、ISに関連したテロ事件や、他のアルカイダ系過激派 組織が関与するテロ事件が多発傾向にある。
パキスタンでは、25日に実施された下院選挙を狙ったISによる自爆テロが発生した。同国では選挙前の10日にも「パキスタン・タリバン運動(TTP)」による同選挙を狙った自爆テロが発生したばかりである。また、10月に総選挙を控えたアフガニスタンではIS関連組織が関与したテロ事件が相次ぎ発生し、カナダ・トロントやナイジェリアでもテロ事件が発生した。さらに、日本人が犠牲になった2016年7月1日の「バングラデシュでのテロ」から2年を経て、新興過激派と呼ばれる組織が伸長傾向にあるなど一時的に潜伏していた過激分子が新たな動きを開始する兆候も見られている・・・・・
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2018年7月30日
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