JITGS Weekly News

混迷増すミャンマーの現況と極右陰謀論「Qアノン」思想の危険性など

・大規模デモが長期化するミャンマーで、3日の抗議デモの制圧で1日あたり38人という最悪の死者、軍事政権下の2007年に起きたデモ弾圧の死者数を上回る
・米議会警察が、極右組織が4日に連邦議会議事堂への「突入」を計画している可能性が浮上したことを受け、首都ワシントンの警備を強化
・スウェーデン南部のベトランダで、「鋭器」を持った男が人々を襲い、8人負傷

1.混迷を深めるミャンマー国内デモ
2月1日にミャンマーでクーデターを起こした国軍と、これに反発する民主化勢力との対立が激化の一途を辿っている。国軍は全権掌握の既成事実づくりを進めるが、民主化勢力は「臨時政府」を立ち上げ、統治の正統性を主張する。3日に発生した国軍に対する抗議デモでは、軍による制圧で1日あたり38人という最悪の死者を出し、軍事政権下の2007年に起きたデモ弾圧の死者数(31人、国連報告)を上回った。
これまでの一連のデモでの市民側の死者は、累計50人以上となった・・・・・

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2021年3月8日

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