海外でもオレオレ詐欺 振り込め詐欺にご注意
日本でも被害が増える一方の「母さん助けて詐欺」だが、これは日本に限ったことではなく、世界中で似たような詐欺が横行している。
■アメリカでは、孫を装い高齢者からお金を振り込ませる手口の「オレオレ詐欺(アメリカではGrandparent Scamと呼ばれている)」の被害が急増しており、昨年FBIが警告を発している。これは、以前日本でもよくみられたタイプの手口で、ある日祖父母のもとに孫を名乗る人物が電話をしてきて、「旅行先で自動車事故を起こし留置所におり、出るには2000ドルが必要になる」、「パスポートを盗まれ、再発行するのに3000ドルかかる」などと言われ、送金してしまうものである。また、官公庁を名乗り、「税金還付に関して」などとそれらしい話をして、巧妙に口座番号や銀行コード(Rooting Number)を聞き出し、口座からお金を引き出すという手口もある。詐欺師は、FacebookなどのSNSでターゲットを探すと共に、家族構成やスケジュールなどを調べていると思われることからSNSなどに情報を掲載しすぎないように用心したいところである。被害に遭わないようにする為には、家族の中でしかわかり得ない(SNSなどにも掲載したことがないような)合言葉や秘密の質問などを決め、電話口に貼っておくと良いだろう。
■中国/広州市においては、銀行のATMにおける詐欺が増えている。ATMで現金を引き出す手続きを行っていたところ・・・・・・・・・・
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2014年3月17日