欧州テロ 情報共有の必要性
今月22日にブリュッセル国際空港と地下鉄駅で発生した同時テロ事件について、ベルギーの保健機関は26日、最新の死傷者の数を発表し、死亡者は自爆した犯人3人を含め31人、少なくとも8か国の外国人がいたことを明らかにした。また、負傷者は、当初の発表より大幅に多いおよそ340人に上っている。
ベルギー同時テロ事件を受け、欧州連合(EU)は24日、内相・法相による緊急会合を開催し、情報共有の必要性で一致、治安や人の移動に関する国際的データベースの充実と利用促進に取り組む方針を確認した。 しかしながら、実現への道のりはそう容易ではないと思料される。
昨年11月のパリ同時テロ後、欧州警察機構(ユーロポール)には欧州テロリスト対策センターが設立されたが・・・・・・
2016年3月28日