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東南アジア地域におけるテロ事案の懸念状況など

東南アジア地域では、かねてから「ジェマー・イスラミア(JI)」や「アブ・サヤフ・グループ(ASG)」などによる組織的テロが発生していたが、現在も、一部の組織がISに忠誠を誓った上で、テロ活動を継続的に実施している。
フィリピンでは、ASGの一派を率いる同派の幹部である「イスニロン・ハピロン」が2014年にISへの忠誠を表明し、2016年に入り、拠点とするフィリピン東南部スールー諸島・バシラン島で、国軍などへの襲撃を続発させている。また、ミンダナオ島の一部でも、2016年頃にISへの忠誠を表明した地元の武装勢力「マウテ・グループ」が、国軍や拘置所を狙った襲撃を続発させているほか、ダバオ市などの市街地で爆弾テロも実行している・・・・・

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2018年3月5日

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