最近のテロ情勢・フィリピンの国内情勢は今

フィリピン南部ミンダナオ島でイスラム過激派の紛争が起きてから２カ月が経過した。フィリピン軍は、当初２週間ほどで制圧する見通しを示していたが、大量の武器を準備していた過激派は、今なお住民を「人間の盾」にして徹底抗戦を続けている。ドゥテルテ大統領は、戒厳令を延長し制圧を急いでいるが、長引けば、自国における好調な経済に悪影響を及ぼす懸念も強まっている。

７月２０日、ドゥテルテ大統領は現場の士気を高める目的でミンダナオ島マラウイ市を紛争発生後、初めて訪問した。ドゥテルテ大統領の電撃訪問に現場指揮は高まったとの報道官発表があったものの・・・・・

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2017年7月31日