JITGS Weekly News

日本の新型コロナ感染症の現況対応に海外の視点はスピードと具体策不足を指摘

(主要点)
・政府分科会は、感染状況を4段階に分類-中でも感染者が増加する東京や大阪は、2段階目の「感染漸増段階」の認識
・海外の通信社は、日本のコロナ禍を「島国は恐ろしい再感染に直面している」等指摘、対応の遅さと具体策の不十分さに言及

1. 分科会の提言と政府の具体的対応にズレも
7月31日、政府分科会の後に西村経済再生担当大臣と尾身茂分科会会長は、新型コロナウイルスの感染状況を「4つの段階」に区分し、必要な対策を検討していくとする考え方をまとめたことを明らかにした。
具体的には、以下のとおりである。
➀「感染ゼロ散発段階」:感染者が散発的に発生
➁「感染漸増段階」:感染者が徐々に増加-医療体制への不可が蓄積
➂「感染急増段階」:感染者が急増-医療体制に支障
➃「感染爆発段階:爆発的な感染拡大が起き-医療体制が機能不全に
また、悪化の予兆把握への対策と指標について具体的には、今後検討するとしている。さらに分科会は・・・・・・

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2020年8月11日

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