日ロ首脳会談とロシア国内のテロ情報/EUの「テロ煽るネット情報の拡散防止規制案」
ロシアの外交姿勢は、「力を誇示し、相手をねじ伏せる」というものであり、現在も基本的なところでは、なんら変化が見られない。プーチン大統領も旧KGB出身者であり、諜報の何たるかを知り抜いている。
日本外交における弱点はどこか?どのように与すれば最大の効果をもたらすかを知り抜いている国に対し、日本はどう対峙しなければならないか、対ロシア政策が問われている中で、9月10日に22回目の日ロ首脳会談が開催された。
また、ロシア国内においては、米国同時多発テロ発生以降、武装勢力との対立において紆余曲折の歴史がある南部チェチェン共和国では過激派組織「イスラム国」(IS)分子が関与するテロ活動が収まらない状況にある。
他方、EUでは、インターネット上でテロを煽るような情報が拡散するのを防ぐため、加盟国の規制当局が削除を命じた場合、1時間以内に対応することをソーシャルメディアの運営企業に義務づける規制案をまとめた・・・・・
※このWeekly Reportは会員様専用(ご契約者様)に配信しております。
2018年9月18日