新型コロナウイルス感染拡大の中で米中対立とIS新指導者を「国際テロリスト」に指定した米国の動き等
新型コロナウイルス感染の発生元である中国は、「ウイルスに勝利し、封じ込めに成功した」としているものの、中国国外において「中国責任論」がくすぶり続けている状況下で中国は、その責任回避に躍起になっている。これと並行するように、米中間での対立激化が表面化している。具体例として中国政府は18日、中国内で活動する米国の有力3紙の多くの記者を「事実上の国外退去」にすることを決めた。中国は、米国の中国国営メディアに対する制限の対抗措置だとしているが、この背景には、新型コロナウイルスを巡る内外の世論対策という側面が見え隠れしている。
また、新型コロナウイルス感染拡大騒ぎを隠れ蓑に、密かに活動を活発化しているとされる国際テロリスト組織であるが、米国務長官が17日の記者会見で、過激派組織「イスラム国」(IS)のアミル・マウラ新指導者を米大統領令に基づく「国際テロリスト」に指定すると発表した・・・・・
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2020年3月23日