新型コロナウイルス感染世界に拡大、IS新指導者の素性特定など
昨年12月8日に中国湖北省武漢市で初めて新型コロナウイルス感染者が確認されて以降、中国の正月「春節」に向けた人口の大移動が見込まれた中で、中国当局の初動対応がどのように進められたのか中国国内で批判が高まっている。日本の厚労省も1月半ば時点では、「ヒトからヒトへの感染拡大リスクは低く過度な心配はない」との楽観的な見方を行っていたが、武漢に滞在していた中国籍男性が入国後、初感染が確認され、それ以降中国全土だけでなく、東南アジア、フランス、米国など世界中での感染拡大が進み、死者数、感染者数も急増するなど事態の悪化に、2002年から2003年に起きたSARSウイルス対応の教訓が生かされていないことが想起される。
また、今月20日、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の新しい最高指導者の素性が情報当局によって特定されたが、今後、同組織の動向が注目される・・・・・
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2020年1月27日