新型コロナウイルスの世界的感染拡大中に「わずかに明るい事例」も/ カナダでの銃乱射事件、イスラム教断食月(ラマダン)の始まり
日本はもとより、世界中で新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、米国、欧州の各国では、ロックダウンが継続されている。この措置は、外出時の許可証が必要となるなど、強制力を伴うものになっており、日本の「緊急宣言」対応とは異なっている。欧米の主要各国で、国民のこの措置への反対意見が強まっていることもあり、ロックダウンの解除に関する検討が始まるなど、様々な対応が見られる中、一部地域での感染爆発は抑えられているという事例もある。具体的には、ドイツ、スイス、オーストリアで「爆発的感染の峠を越えた」とする記事があり、ニュージーランドではアーダーン首相が27日、新型コロナウイルスの感染拡大を阻止する「闘いに勝利した」と宣言した。挙国一致で感染を食い止めているイスラエルの事例も紹介する。
他方、カナダ東部ノバスコシア州の数カ所で18日深夜から19日午前にかけて銃乱射事件があり、容疑者の男と警察官1人を含む少なくとも23人が死亡するという、同国の乱射事件で史上最多の犠牲者を出す事件が発生した。
なお、イスラム教の断食月(ラマダン)が始まり、イスラム教過激派勢力によるテロ攻撃への注意喚起が出されている・・・・・
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2020年4月27日
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