断食月(ラマダン)のテロ警戒
スリランカで4月21日に発生した同時多発テロから2週間が経過し、同テロの実行組織「ナショナル・タウィード・ジャマート(NTJ)」と「イスラム国(IS)」との関係が未だに捜索段階にある中、中東諸国などイスラム圏の多くの国で5月5日から6月4日までの間、断食月(ラマダン)が始まった。
ラマダンはイスラム教徒にとって一年で最も神聖な期間とされるが、例年、過激派によるテロ事件が頻発する時期でもあり、各国は公共施設や宗教施設などで警戒を強めている。イスラム教徒人口が世界最多のインドネシアでは、首都ジャカルタなどの主要施設に国軍や国家警察の部隊を最大で10万人超動員し、不審な動きに目を光らせている・・・・・
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2019年5月7日