安倍首相の辞任表明と、連続爆発が発生したフィリピンのテロ事情及び、 テレワークに潜む企業・個人のデータ流出の危険性
（主要点）
・２０１２年１２月に就任した安倍晋三首相が、健康上の問題として、２９日に突然の辞任を表明。国民生活に直結する政治課題が山積する中、後継者と、党役員人事や解散時期などに注目
・「反テロ法」が７月に成立したフィリピンで、爆弾テロが発生。未だに反政権テロをアピールする手法が顕在化
・ＮＩＳＣが、社外から企業内ネットワークへ接続する際などに用いられるＶＰＮ通信機器の認証情報の流出を公表。コロナ禍のテレワークに警鐘
１．体調の悪化により安倍首相が退陣表明
安倍晋三首相は２８日、官邸で記者会見し、辞任する意向を表明した。体調が悪化し、首相の職務を継続するのは困難と判断し退陣を決めたとされ、次の首相が指名されるまで職務を続けるとも表明した。
最長政権は２０１２年１２月の第２次内閣発足から約７年８カ月で幕を閉じることになるが、自民党は９月中に総裁選を実施して新総裁を選出する。「ポスト安倍」候補には、自民党の岸田文雄政調会長、石破茂元幹事長、菅義偉官房長官らの名前が挙がっている・・・・・
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2020年8月31日