安倍元首相銃撃テロ事件の背景、及び中国習政権の内外政策における注目点等
第２６回参議院議員通常選挙の投開票が昨日終了した。その結果については、各メディアが報道しているとおりである。日本の内外の諸政策を決定する上で、各党の勢力バランスも重要ながら、今後の日本社会のセキュリティを再考することや、要人警護を含む公共の場における警備体制のあり方を再検討すべきである大きな課題を提起した衝撃的な事件が、当該選挙投開票日の直前に起きた。
現役の有力政治家である安倍晋三元内閣総理大臣（６７）が、奈良市で行なわれた街頭遊説中に、容疑者手製の銃で近距離の背後から撃たれ死亡したのである。これまでも米国の銃乱射事件を幾度となく配信し、日本でも近年、銃や刃物、自動車、列車内への持ち込み爆発物などによる無差別テロの惹起に警鐘を鳴らしてきたが、今次、同銃撃テロ事件に接し、「日本においても近い将来、類似する重大事件が、インターネット社会の多様性や人心の変容によって多発化するのではないか」と懸念している・・・・・
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2022年7月11日