JITGS Weekly News

国軍支持派のデモ実施により混迷度合い増すミャンマー

・大規模デモが長期化するミャンマーで、軍の支持者とされるグループがデモを実施、事態はさらに混迷化の様相
・米国議会襲撃に係る上院公聴会証言で、暴徒が「戦争の準備」をしていた事実が明白に

1.ミャンマー軍支持者グループも初のデモ 抗議する人に襲撃も
国軍への抗議活動が続くミャンマーで、2月28日、クーデターに抗議するデモ隊に治安部隊が発砲し、最大都市ヤンゴンと第2の都市マンダレー、中部のバゴーとパコック、南部のダウェーとミエイクで、少なくとも計18人が死亡、30人以上が負傷した。
ヤンゴンでは同日、治安部隊が催涙ガスや音響閃光弾(スタングレネード)でデモ隊の散会に乗り出し、複数の場所で発砲し、医療従事者や学生85人、報道関係者7人が拘束された。
国軍のミン・アウン・フライン総司令官は先週、抗議活動には最小限の武力しか使わないとしていたが、騒乱でこれまでに少なくとも20人以上が死亡している・・・・・

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2021年3月1日

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